<日本で大成功した中国人>中国人民解放軍で大活躍!でも、迷わず日本へ、日中ダンス文化の違いとは?

Record China    2017年1月1日(日) 21時30分

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海外で暮らす中国人はみな自身が出国した日をはっきり覚えている。現在、すでに全日本華僑華人連合会の会長となった顔安も同様である。

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集合―華僑団体の「航空母艦」に

大きな成績を残しながらも、顔安は自身の「成績表」の上に安穏とすることはない。どうすれば日中文化交流活動をさらにレベルアップできるか、華僑団体はその突破口にならないだろうかと、彼はずっと考えていた。そこで、彼は積極的に華僑団体の仕事に関わり始めた。第9回世界華商大会副主席、中華海外聯誼会理事、中国海外交流協会理事、中国語華聯海外委員、日本中華総商会副会長を務め、2013年には日本新華僑華人会の会長となった。

さらに広い舞台で、顔安は情熱を持って自身の考えとアイデアで行動している。いつもその情熱を、想像に満ちた、劇的な、クリエイティブな思考と行動につなげ、社会を幸せにする商品とサービスを提供することを目標としている。ここ数年、彼は頻繁に日中間を行き来し、この理想を実現している。

中国の高速鉄道事業は急速に成長しているが、中国は環境保護が叫ばれている今日、鉄道の振動、騒音が生活に危害を及ぼしているため、プロジェクトの進展が制限されている。顔安は市場が打ち出した振動減、騒音減という切実なニーズに対して、在日華僑という立場を積極的に利用し、業界の専門家によって集中的な研究開発を行い、全天候型軌道交通吸音材料とその関連製品の製造に成功した。この製品は国際標準規格のテストによって、目標の周波数の吸音係数を0.9に到達させたことを証明し、世界最高水準となった。新製品の生産開始後は、中国の鉄道事業のその空白を埋めるため貢献するだろう。

「一人の中国人は龍だが、10人の中国人は虫だと言う人がいる。しかし、私はそうとは思わない。全日本華僑華人連合会には、教授会、総商会、弁護士会、中華芸術連合、博士会、科盟会そして各地方の会など40以上の会員団体があり、私が来日してからの期間には、老華僑華人協会、新華僑華人協会などできた。こういった団体は、その性格やメンバーはそれぞれ違い、一部の問題に対しては考えが異なってさえいるが、連合すれば華僑団体の『空母』となれる」と話す彼はパートナーたちとともに、日本新華僑華人会を10年間で大きく発展させ、「全日本華僑華人連合会」と改称した。

華僑団体の仕事はますます忙しくなり、舞台に立つ時間はますます少なくなった。しかし、顔安は「私はもう一つの舞台で踊っているから」と、それを残念に思ってはいないという。「日本にいる華僑華人の各業界は皆優秀で、彼らが設立した各団体もそれぞれの役割を演じてくれている。連合会の会長として、舞台監督のように彼らの優れた点をうまく結び付け、彼らの間にあるわだかまりを解消し、老華僑と新華僑の協調関係を築き、在日華僑華人の総力を向上させ、世界の舞台で共に軽やかに舞ってほしい」。(提供/日本新華僑報・編集/内山

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