<日本で大成功した中国人>日本旅行は中国人の夢だった、日本社会はもっと中国人に寛容であるべき

Record China    2017年2月5日(日) 14時50分

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日本で数十年間必死に働き、学校、ホテル、旅行社、バス会社、新聞社と徐々に事業を拡大してきた露崎強は、30数年前たった一人で、日本にピアノを学ぶためにやってきた。

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中国人の海外投資を指南

企業は急速に発展すると、猪突猛進して経営に失敗し衰退していくことがままある。現在、彼の事業は急成長を遂げているが、バブルや“水太り”への不安はないのだろうか。「中国経済は成長を続けています。どんな事業をやっても他の国よりうまくいくと思います。我々中国人が望んでいるものは何でしょう。今は家が欲しい。明日は車が欲しい。次は海外旅行に行きたいと、どんどん夢は大きくなっていきます。それが大事なのです。我々中国人、アジア人は皆そういう夢をもっています。厳しい年月を越えてやっと豊かさを享受できるようになり、私もそうですが、これから次第に夢は大きくなっていきます。人は夢を無限の原動力にして努力し知恵を絞りますから、成功の確率は当然高くなります。私はこのような夢を持った中国人を日本に呼び寄せ、ともに仕事ができればと考えています」。

日本での投資に成功した華人企業家の模範として、彼は中国の投資家に警告する。「いま日本で投資して大儲けしたいと思うなら、大金を持って来なければダメです。買収事業ならば、中国市場とリンクしなければおそらく失敗します。よそ者が、もともと大きくはない市場を本土の経営者と争奪して、勝つことは難しいでしょう」。

「日本人はサイパンで礼遇されます。サイパンの観光業は日本人の投資によって発展したからです。日本人観光客が最も多かった頃、サイパンのホテルのほぼ100%は日本人が投資したものでした。ところが、今では80%が撤退しました。日本人観光客が激減したためです」。

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