CRI online 2020年12月17日(木) 12時40分
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無人月探査機「嫦娥5号」の帰還機が17日午前1時59分(日本時間同2時59分)、採取した月の土壌などのサンプルを持って、内蒙古・四子王旗の予定区域に安全に着陸しました。資料写真。
無人月探査機「嫦娥5号」の帰還機が17日午前1時59分(日本時間同2時59分)、採取した月の土壌などのサンプルを持って、内蒙古・四子王旗の予定区域に安全に着陸しました。嫦娥5号の月探査プロジェクトは円満に成功したことになります。これを受けて、習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は、月探査プロジェクト任務指揮部や嫦娥5号の活動に取り組んだ参加者全員への祝電で、「熱烈な祝賀の意」と「心からのあいさつ」を伝えました。
習氏は祝電で、「嫦娥5号の任務は、中国で最も複雑な、技術的な飛躍度が最も高い宇宙飛行システムプロジェクトとして初めて、地球以外の天体のサンプルを採取して帰還した。これは、新型の挙国体制の優位性を発揮し、堅塁を攻略し困難を克服して得られた大きな成果の一つだ。中国の宇宙飛行が前へ大きな一歩を踏み出したことを示し、人類が月の成因や太陽系進化の歴史に対する科学的な認識を深める上で貢献していくだろう」と指摘しました。
習氏はまた、「人類の宇宙探査の歩みは永遠に尽きることはない」と強調した上で、「宇宙飛行に携わる中国の人々は、夢を追う、勇敢に探索する、協力して堅塁を攻略する、協力・ウィンウィンという月探査の精神を大いに発揚し、一歩一歩着実に星間探査の新たな道を切り開き、宇宙開発強国の建設と中華民族の偉大の復興の実現に向けて新たな功績を遂げ、人類による宇宙空間の平和的な利用と人類運命共同体の構築により大きな開拓的貢献をしていくよう望む」としました。(提供/CRI)
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