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中国のオリジナル大作アニメが日本上陸―李剛・中芸博悦文化伝媒有限公司総裁に聞く

Record China    2019年7月5日(金) 18時0分

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6月6日、インタビューのためCBD(北京商務中心区)にある中芸博悦の本社を訪れた。

榎善教はさらに、「『アトランティス』の主人公は多くの世界と時空につながる少年少女たちで、彼らは善良、勇敢であり、夢と勇気を持ち、家族愛と友情を守り、人類と自然の調和と共生を保ち、世界の平和と安定をおびやかす邪悪な勢力を退治する。彼らは冒険の旅の中で、謎の答えを探し、遭遇した困難を解決する。彼らは人類と生命、感情と文明、自然と科学技術、海と陸地、宇宙と未来の間にある関係について深く考え、最終的にアトランティスと人類の世界全体を美しい未来へと導く」と説明した。

榎善教は感動したという。「私は今までアニメ界のために奔走し続け、優秀なアニメ作品を孵化させるために絶えず努力し、それらの優秀なアニメ作品の作者たちのためにサポートしてきた。高齢になったが、『アトランティス』のような高いレベルの、アニメとしてワールドクラスの代表的な作品になるに違いない作品に巡り合えた。私はこれが宇宙から私たちに送られた幸運のシグナルだと信じている」。


李剛と榎善教の「賢者は賢者を重んじる」という間柄が、生きているうちは『アトランティス』の作者たちとともに奮闘していくという決心を榎善教氏にさせたのである。李剛は、ずっと海についての物語を探していたと思っていたが、今われわれが見つけたのは物語の海だったと、感慨深げに語った。

◆戦争映画を制作

李剛は彼の作品を日本に上陸させる。では、彼は日本をどう見ているのか。この問題を率直に彼にぶつけてみた。

「少年時代の話だが、いとこといとこの夫、二人とも西安交通大学を卒業後、日本に留学し、起業して日本に定住している。数年に1回、家族や親戚に会うために帰国するが、いつも電気かみそりや、電卓、ポケットレコーダーなどの日本製品を持って帰ってきてプレゼントしてくれた。そういったことから、まず日本は科学技術の発達した国で、文化レベルや豊かさも相当な国だと感じた。プレゼントの品物から、私は日本人の精緻さへのこだわり、『匠の心』があることを知った」。

もちろん日本について語るにせよ、日本観について語るにせよ、あの不幸な歴史を無視することはできない。李剛は率直に答えてくれた。「私は多くの中国人が中日関係について話したり、あるいは抗日戦争の時代について話したりするとき、わざとかさぶたをはがすように、残忍なことを言ったり、昔のことを蒸し返すようなやり方には賛成できない。数十年前、日本のごく少数の極端な軍国主義者たちが民族の生き残りのために侵略戦争を発動し、中国人に深刻な災難を与えたことは否定できない。しかし、同時に日本も逆に戦争で被害を被り、多くの一般の日本人も無理やり戦争に巻き込まれ、悲惨な運命をたどった。過去の歴史は、議論の余地がない事実を証明している。それはいかなる目的で発動された戦争でも、最後には深刻な被害を生むしかなく、一般人が結局一切の苦難を引き受けなければならないということだ。戦争は中日両国の人々の共通の敵であり、絶対に反対し抑制しなければならない。日本は戦後、平和で発展する道を貫いている。これも戦争から得た教訓の一つの現れだろう」。


「中国では一時的に大量の抗日ドラマが作られた。一部の人が前の世代の受けた傷を恥ずべき方法で、娯楽と消費の対象とした。こういったやり方は真実の歴史に対する歪曲であるだけでなく、さらに歴史から学ぶために役に立たないものであり、中日間にある問題に正面から向き合うことが、両国の未来に明るい光を見出すことになる」と李剛は言う。

そして、彼の視線は2022年の中日国交正常化50周年に向けられている。「われわれは日本のトップクラスの制作会社と、そのような歴史的な節目の年に中日両国が共同でドラマを制作し、中日両国民がともに楽しめる叙事詩的な作品にすべく、現在協議しているところだ」と李剛は明かしてくれた。

その後続けて、李剛は興奮しつつドラマの登場人物のモデルの波乱に富んだ家族史を語ってくれた。残念ながら、ここで「ネタばらし」はできない。われわれは中日両国で歴史を学び直し、共に手をとり未来に向かわせる作品の登場を、ただ期待に胸をふくらませて待つしかない。(文中敬称略)(提供/『人民日報海外版日本月刊』)

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