岩田宇伯 2018年11月8日(木) 13時20分
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ある日、知人から「なんか、こっちに台湾人からメールが来てるんだけど、どうしよう」と連絡を受け、内容を転送してもらうと、コミックの日本語版を出したいから筆者とコンタクトを取りたいらしい。面白そうなのでコンタクトしてみた。写真は筆者提供。
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【ある日筆者のもとへコンタクトが】
【その他の写真】
あまり、アニメやコミックが得意ではない筆者であるが、知人には詳しい人がいたりするので分からないことはそういった人が頼りになる。とくにミレニアム世代以下となると詳しい人が多くなるのでジェネレーションギャップを感じたりするときがある。
ある日、知人から「なんか、こっちに台湾人からメールが来てるんだけど、どうしよう」と連絡を受け、内容を転送してもらうと、コミックの日本語版を出したいから筆者とコンタクトを取りたいらしい。面白そうなのでメールアドレスを教えてもらいこちらからコンタクトしてみた。
【米フロリダ州のインディーズ出版Excel Comics】
メールの主はアメリカのExcel Comicsという出版社のアジア太平洋地域を担う台湾人だ。作者は別人でフロリダ在住の台湾出身華人。その作者、王家麒氏は1985年に母親とアメリカに移住、アメコミ大手出版社マーベルからキャリアをスタートし、1996年マーベルの破産によりスピンアウト。アニメグッズなどを手掛ける仕事をするようになる。2009年中国本土を初訪問した際、急速に変わる中国社会を目の当たりにし『中国隊長(Captain China)』のアイデアを思いつく。そしてコミック出版のために会社を立ち上げる。
メールの内容を要約すると、筆者のお世話になっている出版社で日本語版を出せないか?ということが書いてある。早速出版社に問い合わせてみるが、日本の書籍流通の場合、コミックは一般書と扱いが違うため、なかなか扱うのは困難のようだ。筆者の知り合いの出版関係者にも何人か声をかけてみたのだが、ネタがネタだけに少々困難のようであった。もしこの記事を読んで興味を持たれた出版関係者は、筆者にご一報いただければ、Excel Comicsアジア太平洋担当に取り次ぐのでお気軽に声をかけていただきたいと思う。
【2016年ころ一部界隈で話題に、その内容は?】
少し前の話になるが、『中国隊長(Captain China)』実写映画化か?といううわさが流れた。2016年には日本のネットメディア、ロケットニュースも記事にしたが、映画化のうわさは、全く関係のない中国の映画学生の自主作品がたまたま同じタイトル『中国隊長』という話と、『中国隊長』とロゴの入った映画宣伝みたいなイラスト画像が出回ったようで、いずれも結局はガセネタだったようである。この件は北米および台湾をはじめとした中華圏で話題となった。
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