新・三種の神器はマンション、マイカー、貯金!新たな結婚価値観、若者に大きなプレッシャー―中国

Record China    2011年11月26日(土) 6時7分

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23日、中国では経済成長に伴った贅沢な結婚がもてはやされる一方で、簡素な結婚式で済ます人も増えている。写真はバスで結婚式会場に行った河南省の新婚カップル。

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2011年11月23日、新華網によると、1980年代に生まれた中国の「80後」と呼ばれる世代の間で、経済成長に伴った贅沢な結婚がもてはやされる一方で、簡素な結婚式で済ます人も増えている。

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結婚における三種の神器といえば、1970年代は「腕時計、ミシン、自転車」、1980年代は「冷蔵庫、テレビ、洗濯機」、1990年代は「カラーテレビ、オートバイ、VCDプレーヤー」だったが、現在は「マンション、マイカー、貯金」が新たな結婚三種の神器となっている。

ある統計では、2010年の都市部における可処分所得は1万9000元(約22万8000円)で、エンゲル係数は35%前後。家と車を買うだけで150万元(約1800万円)かかるとすると、121年支払いを続けなければならないことになり、若者はなかなか将来への展望が見いだせない状況に陥っている。

結婚式や新婚旅行にお金を費やし贅沢に執り行う「奢婚」がもてはやされているが、その一方で、持ち家も車もなく2人の愛情さえあればいいという「裸婚」、結婚式にお金をかけない「痩婚」も増えている。

28歳のある新婚夫婦は、新居は古い賃貸アパートだが、「内装はDIYでペンキを塗り直して、家具はいくつか買い足しただけ。友達を食事に呼んで結婚を祝ってもらった」と話し、世情に合わせ、結婚に対する価値観も変わってきていることがわかる。(翻訳・編集/岡田)

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