IS性被害者が韓国の元慰安婦と面会し涙「二度と繰り返されないように」=韓国ネット「慰安婦問題は永遠に終わらない」「反省しない日本はまた…」

Record China    2017年5月29日(月) 15時50分

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29日、韓国メディアによると、韓国の元慰安婦キル・ウォンオクさんが28日(現地時間)、ドイツのベルリンで過激派組織イスラム国(IS)による性犯罪被害者アル・アルリコさんと面会した。このニュースに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。資料写真。

2017年5月29日、韓国・KBSによると、韓国の元慰安婦キル・ウォンオクさんが28日(現地時間)、ドイツのベルリンで過激派組織イスラム国(IS)による性犯罪被害者アル・アルリコさんと面会した。

2人の面会は在ドイツ市民団体であるコリア協議会や日本女性イニシアチブベルリン、アムネスティ・インターナショナルなどがベルリン市内の市民共同体会館で開いた懇談会の中で実現した。面会で2人は残忍な戦争犯罪の蛮行を糾弾し、再発防止と平和を訴えた。懇談会に参加した約40人は2人を支援する意思を明らかにした。

キルさんは1998年に初めて、13歳の時に日本軍の慰安婦として連行された被害を告発し、2000年代から本格的に日本政府に謝罪などを求める活動を始めたという。また、イラク北部地域に多く暮らすヤズディ教徒のアル・アルリコさんは04年に2人の姉妹と共にISに連行され性被害を受けた事実を明らかにし、涙を流した。キルさんはアル・アルリコさんに対し「耐えがたいと思うがこらえて進まなければならない」と話し、「その経験を話し続け、後世では同様のことが二度と繰り返されないようにするべきだ」と強調したという。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「日本がドイツのように心から謝罪しない限り、慰安婦問題は永遠に終わらない」「当時の日本軍は今のISよりもはるかに残忍だった」「反省しない日本はまた戦争を望んでいるのか?」「慰安婦事件は人類史の恥。再発を阻止するためにも全世界の女性が日本政府を糾弾するべき。国連の沈黙は第3、第4の被害を誘発する行為」など日本に批判的なコメントが寄せられている。

また、「悲しい過去だけど、今の(元慰安婦の)おばあさんらは存在自体が世界の人たちを勇気づけている」と元慰安婦らを応援する声や、「職場や軍隊で行われている性犯罪を厳しく処罰してほしい。日本軍よりも悪いやつらだと思う」と指摘する声もあった。

そのほか、「自分勝手に10億円を受け取った朴槿恵(パク・クネ前大統領)は『合意したからこれ以上泣くな』と考えているのだろう。本当にどうかしている」と日韓慰安婦合意が結ばれた当時の大統領を批判する声や、「文大統領が必ず日本と韓国の親日を退治してくれる。その日まで健康でいてほしい」と新しい大統領に期待する声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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