写真家の馮学敏（フォン・シュエミン）が白く染まった公園の風景をカメラに収め、作品とともに幸せな1年を願うとのメッセージを寄せた。

新年早々、東京では雪が舞い、真っ白な光景が広がるのにそう長くはかからなかった。大雪は4年ぶりだ。外の気温は低かったものの、雪景色を撮影したいという思いに駆られた私は万全の防寒対策をして近くの公園に足を運んだ。

今年が誰にとっても実りある、幸せな1年になりますように。そして東京で再び感染が拡大する中、誰もが何事もなく冬を乗り切ることを願っている。（翻訳・編集/野谷）

●馮学敏（フォン・シュエミン）

1953年、中国上海生まれ。中国撮影家協会、日本写真家協会の会員で、上海画報の写真記者、上海師範大学客員教授、世界華人撮影聯盟副主席などを務めた経歴を持つ。日本では1999年に第36回太陽賞を受賞。2000年には中国文化部から「世界華人傑出芸術家」の栄誉称号を授与された。作品は中国の美術館だけでなく、中国駐日本大使館、ニューヨークの国連本部にも収蔵されている。