武漢の春に「花」を添えるピンク色の桜グルメ―中国

人民網日本語版    2024年4月16日(火) 14時30分

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湖北省武漢市のグルメ界では今年、「ピンク色の風」がとりわけ強く吹いている。

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毎年サクラのシーズンになると、数多くの業者がピンク色のミルクティやスイーツ類を打ち出している。湖北省武漢市のグルメ界では今年、「ピンク色の風」がとりわけ強く吹いている。ECプラットフォーム「美団」と口コミサイト「大衆点評」のデータによると、3月以来、武漢エリアのレストランのオンライン予約件数が前年同期比80%近く増加した。中でもサクラ関連経済が消費の新たな活力を効果的にかき立てており、美団プラットフォームでは「サクラ」がテーマのコース料理を打ち出した武漢のレストランが前年の3倍以上に、コースの注文件数も6倍以上に増加した。湖北日報が伝えた。

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サクラの季節には、武漢の特産品を扱う複数の店がさまざまなサクラ関連製品を打ち出している。取材して分かったのは、ご当地グルメの熱乾麺や周黒鴨などのほか、サクラのケーキも観光客が家に帰る前に必ず買い求める手土産になったことだ。 サクラのケーキを食べると、サクラのドリンクを飲みたくなるものだ。

同市江漢路にある三味酥屋ケーキ店は大にぎわいだ。目玉商品は「本の中のサクラ」で、桜の花をかたどったケーキを本型の箱に入れたものだ。見た目はきれいな装丁本のようで、多くの消費者が買い求めていた。


武漢市の女性の張さんはフルーツティー店で「サクラドリンク」を購入すると、すぐに動画を撮影して友人と情報をシェアした。「ミルクの味にサクラの爽やかな香りが溶け合い、飲めば春ムードでいっぱいになるようだ」と話す。


飲料品業界だけでなく、各食品メーカーもサクラ人気を相次いで盛り上げる。武漢の大手商業施設では、サクラピンク色のパッケージに包まれた「サクラ風味」の食品が陳列棚の目立つ場所に置かれている。


サクラの花の見頃は短いが、サクラを原材料にした派生グルメ産業チェーンが武漢の観光産業の発展に巨大なチャンスをもたらしている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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