中国国営テレビの反腐敗特番でサッカー元中国代表監督・李鉄氏が後悔語る―香港メディア

Record China    2024年1月6日(土) 6時0分

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5日、香港メディア・香港01は、中国中央テレビが反腐敗特別番組を放送予定で、番組の中でサッカー元中国代表監督の李鉄氏も登場すると報じた。

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2024年1月5日、香港メディア・香港01は、中国中央テレビ(CCTV)が反腐敗特別番組を放送予定で、番組の中でサッカー元中国代表監督の李鉄(リー・ティエ)氏も登場すると報じた。

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記事は、CCTVが反腐敗特別番組「持続発力 縦深推進」を1月6〜9日の4日連続で放送予定で、番組の中では中国サッカー界の汚職事件を含む腐敗案件12件が取り上げられると紹介した。

そして、すでに放送されている予告映像では、サッカー汚職の当事者となった人物3人が登場し、国家体育総局の杜兆才(ドゥー・ジャオツァイ)元副局長が「クラブのオーナーによる利益追求の流れに乗ってしまった部分がある」と述べ、中国サッカー協会の陳戌源(チェン・シューユエン)前会長も「全国のサッカーファンに対して、深く謝罪の意を示したい」と後悔を口にしたと伝えた。



また、李氏もカメラの前に登場し、「非常に後悔している。やはり正しい道をしっかり歩むべきだった」と伏し目がちに反省の弁を語ったことを紹介。その様子は中国のネットユーザーの間で注目を集め、SNSの微博(ウェイボー)では「李鉄がカメラの前で非常に後悔していると語った」がホットワードランキング1位になるほどの注目ぶりになったと紹介した。


李氏は2020〜2021年に中国代表監督を務め、22年11月に「重大な規律違反」により当局の調査を受けた。国内リーグのクラブで監督を務めていた19年に八百長を行った嫌疑がかけられ、23年8月に贈収賄の罪で起訴されたことが報じられている。記事によると、3氏とも当局の調査を受けて以降初めてカメラの前に姿を見せたという。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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