日本の中国料理店がカビ生えた麺を提供するよう従業員に指示か? 台湾YouTuberの告白が物議

Record China    2023年2月6日(月) 19時0分

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日本の中国料理店で働いていたという台湾の女性YouTuberの告白が、物議を醸している。

日本の中国料理店で働いていたという台湾の女性YouTuberの告白が、物議を醸している。

日本の旅行動画を投稿している台湾のYouTuber・呼児さんはこのほど、自身のフェイスブックアカウントで騒動の経緯を説明した。それによると、日本でワーキングホリデー中の呼児さんは、フェイスブック上で東京の中国料理店の仕事の求人を見つけて応募。日本語は得意ではなかったものの、無事採用されたという。

ところが、それから数カ月が過ぎたある日、呼児さんは店の冷蔵庫で保存していた麺にカビが生えているのを発見。店主に報告すると、店主は「ゆでれば大丈夫」と答えた。呼児さんが「お客さんがお腹を壊してしまう」と止めようとすると、店主は自分でその麺を調理して目の前で食べて見せたという。

それでも呼児さんが止めようとすると、店主はイライラした様子で黙るようにと威嚇してきたとのこと。呼児さんは納得がいかずに辞職を決意し、カビの生えた麺の写真をネット上にアップして同店に行かないよう呼び掛けた。すると、写真を目にした人から保健所に連絡があり、店に調査が入ることになったという。

店主は写真をアップしたのが呼児さんであることが分かると、1カ月半分の給与の支払いを拒否。アップした写真を削除するよう迫り、台湾に帰れないぞと脅すなどしたそうだ。日本語も堪能ではなく、日本の法律について詳しくなかった呼児さんは、その後も3カ月に渡り店主から脅迫めいた言葉を受けていたとのことだが、このほど労働基準監督署に相談するなどして、どうにか未払いの給与を取り戻すことに成功したという。

店主は給与を受け取りに行った呼児さんを再びののしったといい、カビの生えた麺があったことは認めたが、「客に提供はしていない」と話したそうだ。

呼児さんは店主について、「本人は台湾人と言っていたが、台湾に家はないとも言っていたし、実家は中国のどこかの省(忘れてしまった)だとも言っていた。発音や言葉遣いから中国(本土)の人ではないかと思っている」と説明している。

呼児さんのこの告発は大きな反響を呼んでおり、TVBS、東森新聞、NEXT TV、ETtoday、聯合新聞網、民視新聞、中国時報など台湾の大手メディアやテレビ局がこぞって取り上げているほか、香港メディアでも報じられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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