Record Korea 2023年1月25日(水) 9時0分
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23日、韓国メディアは「日本は宇宙技術で相次いで世界初の成果を挙げ、宇宙強国の座についたが、3週間後に打ち上げられる次世代ロケットは大陸間弾道ミサイルに活用可能な技術のため懸念の声もある」と伝えた。
2023年1月23日、韓国・MBC NEWSは「日本は宇宙技術で相次いで世界初の成果を挙げ、宇宙強国の座についたが、3週間後に打ち上げられる次世代ロケットは大陸間弾道ミサイルに活用可能な技術であることから懸念の声も上がっている」と伝えた。
20年12月、日本の探査機「はやぶさ2」が地球から約3億キロ離れた小惑星「リュウグウ」で採取した砂を収めたカプセルが豪州の砂漠に着陸した。砂を分析した結果、20種類を超えるアミノ酸が発見され、地球生命体の宇宙起源説を補強する重要な証拠となった。さらには炭酸水も検出された。
記事は「この巨大プロジェクトを行ったのは日本版NASAと呼ばれるJAXAだ」とし、「今年で設立20周年を迎えるJAXAでは、2000人の科学者が宇宙開発、ロケット研究に力を注いでいる」と説明した。
また「日本のロケット技術は米国、中国、ロシアに続いて世界4位に入ると評価されている」としつつ「商業用人工衛星を打ち上げるときにも通常の液体燃料ではなく固体燃料を使用し、軍事専門家らは日本のロケット技術を事実上の大陸間弾道ミサイル技術とみている」「3週間後に打ち上げられる次世代ロケットH3も、6トンほどの人工衛星を載せて飛べるほど強力なロケットだが、衛星の代わりに弾頭を積めば大陸間弾道ミサイルとして使用できる」と指摘している。
そして「自信をつけた日本は独自技術で月探査と開発に乗り出した」とし、「科学技術にとどまらず軍事・安全保障の領域にも拡張している宇宙探査分野で、日本は韓国より10年以上先を行っている」と伝えている。
この報道に、韓国のネットユーザーからは「それなのに韓国は宇宙強国への予算を削減中…」「日本はプルトニウムも大量に保有しているから核兵器をつくろうと思ったらすぐにできる。米国は戦犯国の日本には寛大なのに、韓国には非常に厳しい」「韓国の長距離ロケット開発を阻止しているのは米国だ」などと嘆く声が上がっている。
また「日本の最終的な狙いは長距離大陸間弾道ミサイル。今は米国の子分のように振る舞っているけど、結局は米国の脅威国になる」「われわれが日本で使ったお金は韓国を侵略する兵器となって返ってくる。だからノージャパン(日本不買運動)!」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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