Record China 2021年9月14日(火) 9時20分
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サッカーのワールドカップアジア最終予選と関連し、中国のスポーツ評論家の「日本に学ぶべき」との発言が反響を呼んでいる。
サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選と関連し、中国のスポーツ評論家の「日本に学ぶべき」との発言が反響を呼んでいる。新浪体育が12日付で伝えた。
このほど放送された番組の中で、黄健翔(ホアン・ジエンシアン)氏と囲碁棋士の聶衛平(ニエ・ウェイピン)氏が「中国サッカーは日本に学ぶべきか」との話題で意見を交わした。
この中で黄氏は「われわれは苦労することなく、日本に学ぶべきだ。すべてのシステムをそのままそっくり学べば良い」と発言。聶氏が「システムを学ぶのは良いが、日本の指導者を招くのは厳しいのではないか」と応じると、「ほら、囲碁ではわれわれは日本に学び、その後彼らをたたき落としたじゃないか。サッカーは、日本に20年も学べば、W杯は毎回本大会出場が保証される」と述べた。
これについて、中国のネットユーザーからは「まったくその通りだ」「メンツを捨てて日本に学ぶのは悪いことじゃない」「その通りだが、残念なことに誰も聞き入れてくれないだろう」「今のやり方で短時間に成果を挙げることは無理。日本のように幼少期からのサッカー環境を整えることが大事」などの声が上がった。
一方で、「日本に学ぶのも無理。体制が違うから」「システムと言っても、それはサッカーに関することだけじゃない。日本に学ぼうとすれば多くのことを改革しなければならない」「黄健翔は何も分かってない。日本のような学園サッカーが中国でできるとでも?」「日本の層の厚さは小中高のサッカーから生まれるものだ」「数年前に名古屋の公園で中学生のサッカーの試合を見て震えた。あの時、なぜ日本が進歩し続けているのか分かった」などの反対意見も少なくない。
このほか、「サッカー協会が腐敗しているから無理」「ポイントは誰が学ぶかということ。日本に学ぶべきは選手たちではなく、サッカー協会の指導部」との声や、「囲碁は個人競技で中国人の性格に合っている。サッカーは団体競技。(中国は)責任のなすりつけ合い。日本に学ぶことはできない」との声も上がっている。(翻訳・編集/北田)
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