Record China 2020年9月9日(水) 21時20分
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中国メディア関係者でブロガーとしても活動する「陳生大王」氏が7日、日本のスーパーの閉店の様子を投稿し、他のユーザーから反響が寄せられている。
中国メディア関係者でブロガーとしても活動する「陳生大王」氏が7日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントで日本のスーパーの閉店の様子を投稿し、他のユーザーから反響が寄せられている。
同氏によると、都内のごく普通の小さなスーパーが建物の取り壊しのため閉店となった。最終日の閉店時間になると、最後を見届けようと近所の人が続々と店に集まった。店長は店先で集まった人にあいさつをし、従業員らと共にお辞儀をして「ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。集まった人たちは拍手をした後、それぞれ顔なじみの店員のところへあいさつに行っていたという。添付された14秒ほどの動画には、その様子が映っている。
同氏は「日本は冷たいと言われる中で、スーパーをここまで(これほど惜しまれるまで)営業できたのは、多かれ少なかれ幸せなことだろう」とつづった。
この様子を見たネットユーザーからは、「本当に素晴らしい」「こういうコミュニティー文化がすごくうらやましい」「まるで日本のドラマみたいだ」「日本人の感覚って繊細で、われわれみたいに大ざっぱじゃない」「日本を旅行した時の色々なことを思い出した。早くコロナが収まってあの温かい場所に戻りたい」など好意的な声が多数寄せられた。
中には「うそくさい。日本人は一生演技をしている」というコメントもあったが、これに対しては「人生はもともとドラマのようなもの。演じることで他人に温かさや誠意を感じさせることができるなら、それの何がいけないというのか」「あなたはわが国の教育の失敗の典型例だ。民族主義意識の形成が先行して、これまで全く関わったことのない人を憎んでいる。たとえ彼らに美徳があっても、受けた教育と相反するためその美徳を中傷する」などの反論や指摘が寄せられ、多数の共感を集めている。
このほか、「深センでは3日外出しない間によく使っているスーパーが改修されていて別れを言う暇もない。都市の発展が速すぎる」との声や、「日本人が冷たい?。中国人同士の偽善やだまし合いが温かいとでも?」「いわゆる冷たいというのは、人と人との境界線をはっきり感じるというだけのこと。人は関わりを持てば、互いに触れて良い場所といけない場所が分かってくるもの」「他人のことを冷たいと言う人の多くは、実は自分が得したかったのに(知らされずに)できなかったというだけ」など、日本は冷たいという表現に反発する声も少なくなかった。(翻訳・編集/北田)
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