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6日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、「戦争や略奪によって大国化した欧米や日本の先進国は、平和的に大国化を進める中国への説教をやめよ」とするJean−Pierre Lehmann氏のコラムを掲載した。。資料写真。
2017年7月6日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、「戦争や略奪によって大国化した欧米や日本の先進国は、平和的に大国化を進める中国への説教をやめよ」とする米専門家Jean−Pierre Lehmann氏のコラムを掲載した。
コラムは「7月1日は香港返還20周年、7日は日中戦争勃発80周年だ。日本の政府や閣僚の姿勢を見ると、この国が反省をして謝罪する期待はあまり大きくない。ただ、1937年7月7日の教訓は日本だけに限った話ではない。G7諸国中、カナダ以外は戦争、略奪、帝国主義による拡張、搾取、奴隷制度によって世界の大国となったのだ」とした。
そして「欧米列強や日本がしばしば中国に対してルールの順守を求めるが、どうして自分たちが大国化する過程でルールを守らず、ルールを鼻で笑ってきたかについては説明しない。19世紀から20世紀の多くの時間において、いわゆる大国たちは世界を略奪してきたのだ」と論じている。
コラムは、現在進んでいる中国の大国化は、歴史上例を見ない平和的な台頭だと主張。「日本と西洋の大国は中国に説教するのではなく、真摯(しんし)に反省したうえで中国と真の対話を行うよう強く提起する。より建設的なやり方は、自らのかつての行為を認め、謝罪することだ。それが、中国が台頭するなかでポジティブな貢献を果たし、永遠の平和を望める唯一の道なのである」と指摘した。(翻訳・編集/川尻)
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