<写真特集>緊急事態宣言、本格スタート初日の銀座、新橋は…

任書剣   2020年4月11日(土) 17時20分

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が7日、発令された。対象となる東京都の銀座、新橋はどのように様変わりしたのか―。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が7日、発令された。対象となる東京都の銀座、新橋はどのように様変わりしたのか―。映像作家の任書剣(にん・しょけん)が発令翌日の光景を写真と文章で紹介する。

発令翌日の8日、新橋のSL広場には朝から多くの記者が足を運んだ。日ごろは大勢の人が行き交う広場だが、この日はまばらだ。たくさんの店が入る新橋駅前ビル1号館ではどの飲食店も休業。新橋に近い銀座でも観光客の姿を目にすることはほとんどなかった。店も、中国人観光客に大人気のかに道楽など大部分が閉まっていた。ユニクロでは、店員が臨時休業のお知らせを直していたところだ。一年中、どんな時でも人出の多い銀座が滅多に見られない静寂さを露わ(あらわ)にした。数少ない通行人も基本的にマスク姿だ。

新橋駅近くにあるラーメン店の店員からは、「現在の来店客数は以前の1割にも届かない。それでも営業を継続するつもり」との声が聞かれた。(文章:任書剣/編集:野谷

●任書剣(にん・しょけん)

中国南京大学でマスメディアについて学ぶ。その後、日本に留学し2003年に日本映画学校を卒業。2008年には日本大学大学院で芸術学博士号を取得した。これまでドキュメンタリー映画を中心に制作し、2003年よりドキュメンタリー、報道などテレビ番組の制作に多く携わる。「私の叙情的な時代」(2009年作)は初の劇映画にして、多くの賞を受賞した。

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