<写真特集>中国の春節風景―祖父母に流れる時間

頼シン琳   2018年3月10日(土) 15時0分

中国の報道カメラマン、頼シン琳が春節で帰省した際に撮影した写真を3回に分けて紹介する。

中国の報道カメラマン、頼シン琳(ライ・シンリン)が春節(旧正月)で帰省した際に撮影した写真を3回に分けて紹介する。2回目は農村で暮らす祖父母がテーマだ。

祖父母が暮らす家は私の実家から50キロ余り離れた農村にある。帰省2日目、祖父母のもとを訪れた私は2人がいっそう老いたことに気付かされた。2人はともに80歳を過ぎており、特に病気の影響で左目を失明してしまった祖父は体の状態が思わしくない。

私はこれまで数多くの高齢者を撮影してきたが、これほど時間をかけて自分の祖父母にカメラを向けたことはなかった。2人の時間がもっとゆっくり流れてほしいと願うばかりだ。(翻訳・編集/野谷

●頼シン琳(ライ・シンリン)

1980年代生まれ。2011年に記者となり、現在は中国メディア・澎湃新聞の報道カメラマンとして活躍。中国撮影家協会などに所属し、「第2回全国青年撮影大展」など入選歴は多数。2016年には個展「守城・望郷」を開いた。

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