日本でリンゴ病流行、中国ネット「中国に持ち込まないで」

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22日、揚子晩報は、日本で「リンゴ病」(伝染性紅斑)の流行が続いていると報じた。写真は日本。

2025年9月22日、中国メディアの揚子晩報は、日本で「リンゴ病」(伝染性紅斑)の流行が続いていると報じた。

記事は、日本で昨年末からリンゴ病の流行が続いており、現在ピークを迎えていると紹介。厚生労働省と国立感染症研究所のデータによると、全国約3000の定点医療機関における1機関当たりの患者報告数は平均2.28人に達し、1999年の観測開始以来、過去最高を記録したと伝えている。

また、報告される患者は5〜9歳の子どもを中心としつつ、成人の症例も増加していると指摘。成人、特に女性が感染した場合、発疹は少ないが関節痛が出ることがある。妊婦が感染した場合は、流産、死産、胎児の奇形といった、より深刻な結果を引き起こす可能性があるとした。

さらに、総症例数は数万人と推定されるが、無症状や未受診のケースが多いため、実際の感染者数はこれを上回ると考えられると伝えたほか、沖縄県那覇市では、9月8日からの1週間で指定医療機関からの報告数が警報レベルを超えたため、保健所が警報を発令したこと、福岡県や佐賀県などでも、同様に感染率が警報レベルに達したことを紹介した。

記事はリンゴ病について、ヒトパルボウイルスB19によって引き起こされ、頬に蝶形またはリンゴのような真っ赤な発疹が現れると紹介。発疹は感染後1〜2週間で現れ、頬から体幹や四肢に広がるとし、初期症状は低熱、頭痛、鼻づまりなどの風邪に似ているものの、約25%は症状が出ないこと、症状が出る1週間前から感染力があるため、予防・管理が難しいことなどを説明した。

この件について、中国のネットユーザーは「感染するのか?感染経路は?」「日本人として他人に迷惑をかけないようにしろ」「中国に感染を持ち込まなければ別にいい」「飲食が単調で免疫システムの防御力が低い結果だ」といった感想を残している。日本に対する批判やネガティブな感情を交えたコメントが多く見られた。

また、「病名を聞いてまず、iPhoneが引き起こす病気かと思った。次にリンゴから感染するのかと思った」「アップルじゃなくてアンドロイドのスマートフォンを買えばいい」「リンゴをたくさん食べたら治るのではないか」など、果物のリンゴや米アップルに絡めたユーモアや皮肉を込めた感想を残すユーザーも複数いた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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