<尖閣問題>中国外交部、過去の「日中合意」認める―中国メディア

Record China    2015年1月1日(木) 12時18分

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31日、中国外交部の華春瑩報道官は同日の定例記者会見で、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権問題について「日中の指導者はかつて共通認識に達した過去がある」と述べた。写真は31日の定例会見での華報道官。

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2014年12月31日、中国新聞(電子版)によると、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は同日の定例記者会見で、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権問題について「日中の指導者はかつて共通認識に達した過去がある。中国は日本に対し、歴史を直視し、事実を尊重し、適切な対処と解決を目指すよう期待する」と述べた。

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英公文書館が30日公開した機密文書によると、1982年9月、日本の鈴木善幸首相(当時)と英国のサッチャー首相(同)が会談。尖閣諸島の領有権について、日中が「現状維持で合意した」ことを確認したという。

華報道官はこれについて「中国は(合意したとの)報道に注目している。領有権問題における中国の立場は明確だ。国交正常化の実現、平和友好条約の締結に際し、日中両国の指導者が大局的立場に基づき、重要な覚書と共通認識に達したことは事実だ」と述べた。(翻訳・編集/AA)

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