絶滅危惧種のシカ「四不像」、人工授精で赤ちゃん誕生に期待―北京市

Record China    2007年7月26日(木) 12時21分

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24日、中国の第一級保護動物に指定されているメスのシフゾウ(四不像)6頭に対し、人工授精が行われた。シカ科だがウマや牛、ロバにも似ているシフゾウ。個体数が激減したため、国内で初めて実施。

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2007年7月24日、北京の麋鹿苑(びろくえん)で、国の第一級保護動物に指定されているメスのシフゾウ(四不像)6頭に対し、人工授精が行われた。保護区内の半野生シフゾウは活動エリアが限定され、個体数が激減しているため、繁殖をより確実なものにするため、国内で初めて実施された。

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専門家が選りすぐりのオスの体内から採取した精液をメスへ注入した。居住エリアが違うオスの遺伝子を送り込むことで、保護区内の数量減少や退化が回避できると期待している。

シフゾウとは「四不像」、つまりシカ科ならではの立派な角を持つが、顔はウマ、ロバのような体に牛のような蹄。4種類の動物に似ているようで似ていないことからつけられた名前で、中国では麋鹿(びろく)が正式名称。(翻訳・編集/WF)

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