2014年12月23日、中国四川省成都市の公安部門は、引っ越し途中に盗みを働いていた窃盗団をこのほど取り締まったと明らかにした。四川新聞網が伝えた。

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今年の7、8月ごろから引っ越し後に所有物がなくなったとする通報が相次ぎ、警察当局は調査に乗り出した。すると、被害者の多くが同じ引っ越し会社を利用していたと判明。その後の調べで、同社を利用した6割の人が、所有物がなくなったと証言している。

警察当局によると、同社は何の変哲もない会社のようだが、ここ2年で責任者を筆頭に10人余りのメンバーからなる窃盗団に様変わりしていた。責任者らは荷物を運搬する車両を改造し、物を隠せるスペースを作った。そして、運搬途中に機会を見計らい、窃盗を繰り返していた。警察は責任者を含む9人の容疑者を拘束し、調べを進めている。（翻訳・編集/内山）