<2014年スポーツ総決算(5)>ソチ五輪でアジア男子初の金メダルを獲得した羽生結弦=中国ネットで人気急上昇

Record China    2014年12月28日(日) 12時10分

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2014年はソチ五輪、ブラジルW杯、仁川アジア大会など、多くの国際的なスポーツ大会が注目された年だった。その中から、日中韓に関わる出来事を振り返る。5件目はソチ五輪で金メダルを獲得した羽生結弦の中国での人気について。写真はソチ五輪の羽生。

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2014年はソチ五輪、ブラジルW杯、仁川アジア大会など、多くの国際的なスポーツ大会が注目された年だった。その中から、日本、中国、韓国に関わる出来事を振り返る。5件目はソチ五輪のフィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得した羽生結弦の中国での人気について。

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羽生は2月6日、新種目の団体戦・男子ショートプログラム(SP)に最終滑走で登場。冒頭の4回転トーループを決めるなどほぼ完ぺきな演技で、97.98点をたたき出した。すばらしい演技に甘いマスクを併せ持つ羽生に、中国の女性ネットユーザーは「萌える〜」「かわいい羽生君のソチに幸あれ」「早くお姉さんのところにおいで」などのコメントが寄せ、一躍注目の的になった。

2月13日の男子シングルSPでは世界歴代最高の101.45点をマーク。中国の著名なスポーツ解説者・陳●(チェン・イン、●=さんずいに瑩)氏は、「羽生結弦はソチ五輪の男子シングルで金メダルに最も近い選手。トリプルアクセルの成功率は100%に近い。彼は男性の力強さと女性のしなやかさを併せ持っている」と評価し、中国のプロフィギュアスケーター・陳露(チェン・ルー)氏は、「非常に美しく完璧な滑りだった。彼が叩き出した101.45点という驚異的な記録はほかの選手の巨大なプレッシャーになる」と称えた。

そんな中で迎えたフリーでは、ジャンプで2回の転倒があったものの、その後は安定した滑りを披露し、合計280.09点で見事、アジア男子初の金メダルを獲得した。この活躍に、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)には、「羽生の才能はすばらしい。数年間は無敵じゃないかな」「羽生は本当に格好いい。氷上の妖精のようだった」 「羽生結弦くんを初めて見た。表現は豊かで、顔はかわいい。転倒以外はパーフェクト」などのコメントが寄せられた。(編集/北田

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