主要国指導者イメージ調査で習近平主席がトップ!韓国大統領は調査対象外、安倍首相は?―米メディア

Record China    2014年12月19日(金) 1時29分

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17日、ハーバード大学ケネディスクールアッシュセンターが世界の主要国指導者のイメージについて国際世論調査を公表した。資料写真。

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2014年12月17日、ハーバード大学ケネディスクールアッシュセンター公式ウェブサイトが発表した世界の主要国指導者のイメージについての国際世論調査によると、自国の指導者に対する認可度、10カ国の指導者に対する30カ国の回答者の認可度、「自国の指導者は国内・国際問題を正しく処理している」との信頼度のいずれにおいても、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が1位になった。中国日報が伝えた。

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調査は世界的影響力を持つ国家指導者10人に対する30カ国市民の見方を調査。知名度、注目度、認可度、信頼度に重点を置いた。

■国内・国際認可度で習主席が1位

習主席は高い国内・国際認可度を得た。国内認可度は10カ国指導者で唯一10ポイント中9ポイントを得た。2位はロシアプーチン大統領(8.7ポイント)、3位はインドのモディ首相(8.6ポイント)、4位は南アフリカのズマ大統領(7.0ポイント)だった。30カ国のポイントを総合しても習主席が1位で、2位はモディ首相、3位はドイツのメルケル首相、4位は南アフリカのズマ大統領だった。

習主席がアジア、アフリカ、東欧の大部分の国の市民に高く評価されていることが明らかになった。トニー・セージ教授は、10カ国の指導者に対する30カ国の市民を対象にした採点の結果、平均で習主席が7.5ポイントと最高だったことを指摘。日本以外の国々ではあまねく好評を得ていると分析した。

■自国指導者への信頼度でも習主席が1位

セージ教授によると「自国の指導者は国内・国際問題を正しく処理している」との信頼度においても、同様の傾向が確認された。習主席は「国内問題を正しく処理している」とする中国市民の信頼度は94.8%、同じく「国際問題を正しく処理している」との信頼度は93.8%で、10カ国中1位だった。2位はモディ首相(93.2%、93.3%)、プーチン大統領(86.2%、86.0%)だった。

習主席の国内問題処理能力はアジア地域(日本を除く)とアフリカ地域で高い信頼度を得た。習主席が国際問題を正しく処理しているとする米国市民の信頼度は51.3%に達した。習主席は他の国々でもおしなべて良い評価を得た。知名度では習主席は30カ国中59.1%で4位だった。3位は米国のオバマ大統領、プーチン大統領、英国のキャメロン首相だった。

10カ国の発展の方向性の正しさに対する30カ国の回答者の同意度についての調査を通じて、セージ教授は「ここ数十年、中国の驚異的な発展のスピードはアジア、アフリカ、中南米のいくつかの国々に深い印象を与え、高い評価を得た」と指摘した。

■訪問国市民は習主席をより信頼

調査では、習主席が訪問したことのある国では、習主席に対する市民の態度に顕著な変化が見られた。まず、国内・国際問題の処理における習主席への信頼度では、訪問した事のある国での評価は他の国々を10%上回った。知名度も10%上回った。

今回の調査で取り上げた10カ国指導者は中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領、米国のオバマ大統領、英国のキャメロン首相、フランスのオランド大統領、ドイツのメルケル首相、日本の安倍晋三首相、ブラジルのルセフ大統領、インドのモディ首相、南アフリカのズマ大統領。

調査対象は30カ国の市民で、内訳はアジアが12カ国(中国、日本、韓国、インドネシア、ベトナム、シンガポール、マレーシア、タイ、パキスタン、インド、イスラエルサウジアラビア)、アフリカが4カ国(エジプト、ケニア、タンザニア、南アフリカ)、米州が4カ国(米国、カナダ、ブラジル、チリ)、欧州が8カ国(ロシア、ウクライナ、フランス、英国、スペイン、ドイツ、イタリア、フィンランド)、オセアニアが2カ国(オーストラリア、ニュージーランド)。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)

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