Record China 2014年12月17日(水) 15時37分
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16日、大韓航空の趙顕娥前副社長が自社の旅客機に乗った際、ナッツの出し方に激怒して搭乗口に引き返させた問題で、韓国メディアは「大韓航空は危機管理に失敗した。真相にふたをしたことが逆に大きな災いとなった」と伝えている。写真は大韓航空機。
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2014年12月16日、参考消息網によると、大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長が自社の旅客機に乗った際、ナッツの出し方に激怒して搭乗口に引き返させた問題で、韓国メディアは「大韓航空は危機管理に失敗した。真相にふたをしたことが逆に大きな災いとなった」と伝えている。
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韓国・東亜日報は危機管理専門家の話として、今回の事件が大きな波紋を呼んだ最大の理由を「大韓航空が事態を自らの視点からしかとらえなかったためだ。世論が前副社長の行動に憤った時『今後はサービスの質を上げる』と謝罪した。これが誤った対応の始まりだった」と報じた。
加えて同社の意思決定の過程が暴露されたことが、問題をさらに深刻化させた。大韓航空は前副社長の職務を解き、謝罪文を発表したが、同社の広報担当は最後まで何が問題なのかを理解していなかった。市民は怒った。上意下達の意思決定システムが、火に油を注ぐことになったのだ。(翻訳・編集/AA)
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