40歳以上の腎臓病患者、8〜9%の高水準に!予防意識が欠落―中国

Record China    2007年7月23日(月) 17時46分

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中国ではここ数年、腎臓病の患者数増加と低年齢化が問題になっている。報道によると、40歳以上の中国人のうち、なんと8〜9%が慢性腎臓病を患っているという。

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2007年7月22日、40歳以上の中国人のうち8%から9%の人が慢性腎臓病にかかっているとの報道があった。

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広州軍区武漢総医院腎移植センター主任の唐礼功(タン・リーゴン)教授は、最近の腎臓病患者の増加を不健康なライフスタイルと食生活が原因と説明。しかも、多くの国民が腎臓病に対する知識が不足しており、予防意識も欠落していることが問題だと語った。

腎機能の低下による明らかな症状が出てから、ようやく診察に訪れている患者が腎臓病患者の1/3を占めているという。また、定期健診が必要であるにもかかわらず検査に来なかったり、医師の指示通りに薬を飲まなかったりした結果、重い尿毒症を発症する患者もいるとして、唐教授は定期健診と早期発見の重要性を強調した。

特に、最近は腎臓病患者の低年齢化が問題になっており、20歳代や30歳代の尿毒症患者も多いという。なかには10代の患者もいたと唐教授は話している。(翻訳・編集/本郷智子)

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