Record China 2014年12月12日(金) 9時45分
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11日、今年が終わろうとしている今も、中国自動車市場では戦いが繰り広げられている。自動車ブランドの一部はまだ今年1〜11月の生産・販売データを公表しておらず、月平均増加ペースから予測を立て、産業全体の発展を踏まえて業績を考えることになる。資料写真。
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2014年12月11日、今年が終わろうとしている今も、中国自動車市場では戦いが繰り広げられている。自動車ブランドの一部はまだ今年1〜11月の生産・販売データを公表しておらず、月平均増加ペースから予測を立て、産業全体の発展を踏まえて業績を考えることになる。トヨタ、日産、ホンダ、スズキ、マツダ、三菱を含む日系6ブランドは、市場での動きをみる限り目標の達成は難しく、フォルクスワーゲン(関連会社の一汽VW、上海VWやVWの輸入車を含む)が中国で好調なのとは対照的に、前進は難しく後退するしかない困った状況に陥っている。中国経済網が伝えた。
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▽VW中国で年間350万台を生産販売
最新のデータによると、今年11月中旬現在、上海VWの累計販売台数は158万台を突破し、昨年の販売台数を1カ月半前倒しで達成した。一汽VWは公式発表によると、10月までの販売台数が14万6613台(輸入車を含む)に上り、前年同期比8.3%増加した。
VWグループのグローバル布陣をみると、すでに年初に、販売台数が1000万台を突破し、欧州最大の自動車メーカーになるとの予測をうち出していた。これからは新車種をめぐる戦略を加速的に実施し、トヨタグループを抜いて販売台数で世界一になる見込みだ。注目すべき点は、13年のトヨタの販売台数は998万台だったが、VWグループが972万台、ゼネラルモーターズが971万台でトヨタに肉薄したことだ。中国市場での業績は最終的に「ビッグ3」の序列に影響を与える。中原に鹿を追う中、今年は誰が鹿を手に入れるかに注目が集まっている。
▽日系ブランドが全体的に低迷
VWブランドが中国で順風満帆なのに比べ、日系ブランドは全体として弱々しい。2日に発表した11月の中国販売台数データをみると、トヨタは前年同月比2.9%増とわずかに増えて9万2300台に達したが、日産は11万6200台で同11.8%減少、ホンダは7万3000台で同12.1%減少し、いずれも2けたのマイナスで、年初に発表した年間販売目標との開きが一層拡大した。
分析によると、日系メーカー不振の主な原因は、製品のバージョンアップのテンポが遅く、新技術の導入に臆病すぎる点にある。今は新技術や新車種の導入に力を入れるが、市場から反応が返ってくるまでしばらく時間がかかるため、日系車の状況は来年も好転しないことが予想される。
全体としてみると、日系6ブランドの規模でVW1社と対抗し、それほどうまくいっているとはいえない。最終的な通年の販売データに多少の食い違いがあったとしても、日系は束にならなければVWに対抗できないということで、これは実になんとも気まずい局面だといえる。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)
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