Record China 2014年12月11日(木) 10時31分
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8日、南京大虐殺記念館の世界遺産入りを目指す南京市都市計画部門は、設計が完了した南京大虐殺記念館(侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館)と周辺地域の都市計画案を発表した。写真は南京大虐殺記念館。
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2014年12月8日、南京大虐殺記念館の世界遺産入りを目指す南京市都市計画部門は、設計が完了した南京大虐殺記念館(侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館)と周辺地域の都市計画案を発表した。中国新聞社が伝えた。
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記念館を中心とした330ヘクタールに及ぶ市街区は、国家追悼広場を核とし、緑地や商業施設などを含む総合エリアとなる見込み。担当者は「ここはポーランドのアウシュビッツ強制収容所や、広島原爆資料館のような世界文化遺産となるだろう」と語る。
設計を担当したのは、中国の著名な建築家で、中国工程院(技術アカデミー)メンバーの何鏡堂(ホー・ジンタン)氏で、何氏は2005年の記念館拡張の設計も担当した。
広場を含むエリア内では、建物が記念館の高さ18メートルを超えないよう制限され、建物自体の数も厳格に管理され。緑地エリアには展示館や庭園などを配置して市民の憩いの場とし、さらに外側には比較的高層の商業、文化施設などを配置するという。
南京市の担当者によると、開発による大規模な立退きはなく、いくつかの宿舎を移すだけになるという。記念館の真後ろにある雲錦博物館は、近くの新館に移される。また、記念館の付近のビルには観光や文化、ビジネスなどの機能を持たせ、外観も記念館の雰囲気と合うように改修される見通し。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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