雨傘革命、最大占拠区の撤去間近=「警棒で頭を殴るな」批判恐れた警察が指示―香港

Record China    2014年12月10日(水) 16時7分

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9日、新華網は記事「雨傘革命占拠地の強制撤去に警官7000人を動員、警棒で頭を殴るなとの指令―香港」を掲載した。雨傘革命最大の占拠区の撤去が間もなく始まる予定だ。写真は香港デモ現場。写真提供:Hong Kong In-media。

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2014年12月9日、新華網は記事「雨傘革命占拠地の強制撤去に警官7000人を動員、警棒で頭を殴るなとの指令―香港」を掲載した。

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2017年の香港特別行政区長官選挙で「真の普通選挙」の導入を求め、街頭占拠を続ける抗議運動「雨傘革命」が続いている。開始から2カ月近くが過ぎた今、転機が訪れている。街頭占拠により不利益を被ったとのバス会社による民事訴訟を受け、裁判所は一部占拠区の強制撤去を命じた。繁華街ネイザンロードの占拠区はすでに撤去され、最大の占拠区であるアドミラリティでも11日に一部が撤去される見通しだ。占拠区中心地は裁判所命令の適用外だが、状況が許せば警察は全体の撤去を強行するとも報じられている。

警察は抵抗を予想し7000人の警官を動員する方針だ。その際に暴力を振るえば政府への批判が高まりかねないとして、警棒使用時には抗議者の手足を狙い頭を殴らないよう指示しているという。(翻訳・編集/KT)

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