まるでマイカーのようにベトナムから「花嫁」を買う中国人―シンガポール紙

Record China    2014年12月9日(火) 0時18分

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7日、シンガポール紙サンデー・タイムズは「花嫁になるか、娼婦になるか」と題した記事を掲載した。写真はベトナムの古都ホイアン。

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2014年12月7日、シンガポール紙サンデー・タイムズは「花嫁になるか、娼婦になるか」と題した記事を掲載した。8日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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ベトナムの警察当局は10月、ホーチミンからハノイへ向かう便に搭乗しようとしていた2人を人身売買の疑いで逮捕した。2人はベトナム女性3人を、中国南部の奥地に将来の嫁として売り飛ばそうとしていた。

中国メディアによると、中国公安部捜査局誘拐対策弁公室の王瑩(ワン・イン)副主任は9月、中国で流行する「ベトナム人花嫁共同購入」はほとんどが誘拐と関連していると批判した。こうした結婚仲介機関は、中国の大都市の裕福な男性を紹介すると偽り、中国の農村に花嫁として売り飛ばすのだという。

どれほどのベトナム女性が中国に「売られた」かはっきりとは分かっていない。だが年間数千人に上ることは確かだ。

ベトナムは大都市が急速に発展を遂げる反面、農村部は依然として貧困にある。この貧困とは、若い女性の運命をわずか数百米ドルから数千ドルで見ず知らずの男性に売り渡すことを意味する。

ベトナムのある慈善活動家は「中国人はまるでマイカーのようにベトナム人花嫁を買っていく」とした上で、「こうして買われた女性が『花嫁になるか、娼婦になるか』の決断を迫られるとも聞いている」と話す。(翻訳・編集/NY)

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