2014年12月2日、ジョン・ウー（呉宇森）監督の最新作「THE CROSSING」（中国語タイトル：太平輪）の台北プレミアが行われ、ウー監督はじめ俳優の金城武とホアン・シャオミン（黄暁明）、韓国の女優ソン・ヘギョらが出席した。NOWnewsが伝えた。

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2部構成となる「THE CROSSING」の前編「太平輪：乱世浮生」は、中国で今月2日から公開され、台湾では5日から。2日、台北プレミアが開催された。

金城武が台湾でメディアの前に姿を見せるのは、約3年ぶり。それだけに、ホアン・シャオミンやソン・ヘギョの登場時より、大きな歓声と拍手で迎えられた。すでに完成作を観たという金城は、シャオミンとソン・ヘギョが演じる夫婦のロマンチックさに、「うらやましくて嫉妬する」とコメントしている。

「レッドクリフ」に続いて金城を起用したウー監督は、「ますます魅力的な俳優」と絶賛。「とても人に優しく情熱的。撮影現場ではエキストラに至るまで、出演者を気遣っていた。もし彼が映画監督にチャレンジするなら、僕が兼任してもいい」と、絶大な信頼感を語っている。また、「いずれ彼と喜劇をやってみたい」と具体的な計画も暴露。60〜70年代の優雅でダンディな男を演じさせてみたいという。

ウー監督の映画といえば、必ず白ハトが登場することでも知られる。台北プレミアでも白ハトがサプライズ登場し、会場を沸かせていた。（翻訳・編集/Mathilda）