2014年12月1日、韓国・聯合ニュースによると、韓国で波紋が広がっている「陰の実力者」による国政介入報道に関し、朴槿恵（パク・クネ）大統領が初めて言及した。環球網が伝えた。

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1日、韓国大統領府で首席秘書官会議が召集された。朴大統領は、「一部メディアは事実検証を行わず、影の実行者が実在するかのように報道しており、このようなやり方は根本的に問題である。根拠のないうわさに国家の世論が動かされるような事が二度とあってはならない。徹底的に調査し、関係者の責任を追及する」と述べ、関連公務員による規律違反が韓国大統領府の内部文書流出につながり、一部メディアと野党が国政を混乱させる目的から「影の実行者による国政介入」を主張しているという考えを示した。

11月28日、韓国・世界日報は、チョン・ユンフェ氏が国政や人事に介入したことを示唆する韓国大統領府の内部文書を暴露。チョン・ユンフェ氏は、韓国客船「セウォル号」事件当日、朴大統領と密会していたといううわさが報じられ、「陰の実力者」とささやかれている人物であり、韓国国内で波紋が広がっている。（翻訳・編集/CM）