電力消費がついに史上最高!うだる暑さ38.6℃―上海市

Record China    2007年7月19日(木) 12時52分

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中国の上海市で日中の最高気温が38.6℃となった18日、市内の電力消費量が気温の上昇とともにうなぎのぼり。電力負荷がついに史上最高の2000.2万キロワットを記録した。2000年に1000万キロワットを超えたので、この7年で倍増したことに。

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中国の上海市で、日中の最高気温が38.6℃となった2007年7月18日、市内の電力消費量が急増し、電力負荷が史上最高の2000.2万キロワットを記録した。この日、午前9時45分の時点ですでに1906.9万キロワットに達していたが、気温の上昇とともに電力消費もうなぎのぼりで、午後1時35分にピーク負荷を記録した。

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同市の電力は最大発電出力が1238万キロワットしかないが、提携する省市から803万キロワットの電力供給を受けることができるため、最高で2041万キロワットまで対応できる。また、夏場の電力不足に長年悩んできた同市は、市内の各工場に電力消費のピーク時間をずらすよう要請しているため、この日はどうにか供給制限には至らなかった。

同市の電力消費は、1993年に初めて500万キロワットに達し、1000万キロワットを超えたのは2000年。2007年に2000万キロワットを記録したため、7年間で倍増を繰り返してきたことになる。今夏は天候が不順で、それに伴い電力消費も乱高下している。当局は引き続き企業や市民に時差操業や節電を徹底するよう呼びかけている。(翻訳・編集/WF)

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