台湾最大の映画賞を批判した女優コン・リー、「授賞」条件に誘われていた?―台湾メディア

Record China    2014年11月30日(日) 11時40分

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29日、中国の女優コン・リーが台湾版アカデミー賞・金馬奨を「不公平」と批判した騒動で、台湾メディアでは「金馬奨が授賞を条件にコン・リーを誘っていた」と報じている。

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2014年11月29日、中国の女優コン・リー(鞏俐)が台湾版アカデミー賞・金馬奨を「不公平」と批判した騒動で、台湾メディアでは「金馬奨が授賞を条件にコン・リーを誘っていた」と報じている。法制晩報が伝えた。

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チャン・イーモウ(張芸謀)監督とひさびさにタッグを組んだ映画「帰来」で、金馬奨の最優秀主演女優賞にノミネートされたコン・リー。中華圏の映画祭で賞を総なめにしてきた彼女が、初めて金馬奨に挑むことになり、賞の行方が注目された。

だが「授賞確実」とされていたコン・リーは、主演女優賞を逃した。授賞式終了後、彼女のマネジャーが「不公平な映画賞」と金馬奨を批判。「二度と参加しない」と本人の意向を代弁したことで、大きな話題となっている。

台湾メディアでは、金馬奨側が「授賞する」としてコン・リーを招いていたと報道。授賞式前、審査員たちはすでに賞の行方を知っていたが、当の本人だけは知らされていないという事態に。このためコン・リー側では、金馬奨主催側の組織の混乱ぶりに不快を覚え、批判したのだと報じている。

全ての批判はマネジャーの口から出たもので、コン・リー自身はこの件にノーコメントを通している。彼女が自ら明らかにしたのは、今年の中国で興収10億5300万元(約202億円)という驚異的なヒットをたたき出した「西遊記之大閙天宮」の続編「西遊記之三打白骨精(仮)」への出演のみ。妖怪・白骨精役のオファーを受けたことについて、「3D映画でアクションシーンも多いことが新鮮で、好奇心を覚えた」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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