韓国の外交は米中の間を綱渡り、「火中の栗を取りたいようだ」―韓国紙

Record China    2014年11月30日(日) 10時41分

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28日、韓国・朝鮮日報は韓国の外交方針について、「中国と米国の間を綱渡りしている。火中の栗を取りたいようだ」と伝えた。資料写真。

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2014年11月28日、韓国・朝鮮日報は韓国の外交方針について、「中国と米国の間を綱渡りしている。火中の栗を取りたいようだ」と指摘した。環球時報(電子版)が伝えた。

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ホワイトハウスや国務省関係者は「韓国と中国は親密なのか」と尋ねてくる。中韓同盟は揺るぎないと分かっているが、疑問が湧いてくるようだ。米メディアは韓国の外交方針について「米中間に横たわる危険地帯を綱渡りしている」と分析した。

その具体的な例が米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備問題だ。米国は「北朝鮮に対する抑止効果がある」と主張。中国は今のところ支持を表明していない。

さらに、中韓の自由貿易協定(FTA)は締結で合意したものの、韓国は米国主導の環太平洋連携協定(TPP)交渉には参加していない。韓国政府関係者は「韓国は政策を決めるのが難しい時もある」と語る。

韓国の中国への依存度は、投資、輸出、留学生の数などで高まる一方だ。一部には「韓国が中国へ傾くのは、米国の影響力が低下しているためだ」との見方もある。しかし、韓国は経済面で中国との関係を強化しても、安全保障分野で米国との関係を弱めるわけにはいかないのだ。(翻訳・編集/AA)

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