「パクられた」ランドローバーが中国で異議申し立てへ=中国ネット「参考は中国の文化」

Record China    2014年11月28日(金) 13時50分

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25日、ドイツ経済紙・ハンデルスブラットは「コピー工場で生産された中国版イヴォーク」と題する記事を掲載した。

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2014年11月25日、ドイツ経済紙・ハンデルスブラットは「コピー工場で生産された中国版イヴォーク」と題する記事を掲載した。27日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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本家とパクリ業者が同じ場所で肩を並べた。11月の広州モーターショーで、中国の奇瑞汽車(チェリー・オートモービル)との合弁で現地生産が開始された「本家」ランドローバー・イヴォークと、それにうり二つなランドウィンド(陸風)X7が、同じホール内に展示された。

ランドウィンドX7のエクステリアは、英国の「モデル」より全長が5センチ長いという以外、「卵ともう一つの卵」ほどの違いしかない。パクリでないといえるのは、エンブレムくらいだ。

もちろんインテリアは中国人が「オリジナルに忠実」の原則の下に手を加え、パワーや価格も異なる。中国での販売価格は、本家が5万ユーロ(約735万円)なのに対し、後者は1万8000ユーロ(約265万円)でしかない。

インド自動車大手タタ・モーターズ傘下の英自動車メーカー、ジャガー・ランドローバーは、中国当局に対し異議申し立てを行う準備をしているという。

一方、中国の大手自動車メーカー、長安汽車と江鈴汽車による合弁企業のランドウィンドは、「外国の高級ブランドの一部を参考にした」と認めた上で、「細部については、自社ブランドのデザイン文脈に従い根本から手を加えた」としている。

この騒動を受け、中国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「またか」

「恥さらし」

「中国メーカーよ(パクリは)いい加減にしろ」

「外観は99%一緒」

「ぱっと見でもパクリは明らかなのに、否定するとは」

「これぞ三流ブランド。つぶれてしまえ」

「パクリではなく参考。これぞ中国文化」(翻訳・編集/NY)

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