韓国の反日映画「鳴梁海戦」、南京事件に合わせて公開―中国

Record China    2014年11月27日(木) 11時33分

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26日、「慶長の役」を扱った韓国映画「鳴梁海戦」が、中国でも南京事件の国家哀悼日に合わせて12月12日から公開されることに決まった。写真は中国版ポスター。

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2014年11月26日、中国紙・参考消息(電子版)によると、豊臣秀吉による「慶長の役」を扱った韓国映画「鳴梁海戦」が、中国でも南京事件の国家哀悼日(12月13日)に合わせて12月12日から公開されることに決まった。上映される映画館は3000カ所に上る。

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韓国紙・朝鮮日報によると、配給会社「CJ中国」の関係者は25日、映画の題材や日中関係などを考慮して、当初は11月28日から公開される予定だったが、中国側から日程の変更を提案されたと話している。

中国メディアは、公開日程が変更されたのは「12」という“奇跡の数字”にあると説明している。朝鮮水軍を率いた李舜臣(イ・スンシン)将軍はわずか12隻の戦船で330隻に上る日本の艦隊を破ったとされており、「勝つ見込みのない状況での奇跡的な大勝利」という印象を強めることで、興行成績をより高めようとする狙いがあるのだという。

映画「鳴梁海戦」は韓国で空前の大ヒットを記録し、さまざまな映画賞を受賞している。中国新聞社は、映画では明朝の水軍指揮官として慶長の役に参戦した中国明代の武将、陳●(チェン・リン、●は鱗の魚を王に)の活躍も描かれていると伝えている。(翻訳・編集/岡田)

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