中国競泳・孫楊のドーピング問題=「アジア大会の金メダル、剥奪する予定ない」―アジアオリンピック評議会

Record China    2014年11月26日(水) 2時35分

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24日、アジア大会の主催者であるアジアオリンピック評議会(OCA)は、ドーピング問題が明るみに出た中国・競泳男子の孫楊について、同大会で獲得した金メダルを剥奪する予定はないと明らかにした。写真はアジア大会の孫楊。

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2014年11月25日、AFP通信によると、中国・競泳男子のエース、孫楊(スン・ヤン)がドーピング違反で3カ月の出場停止処分を科されていたことが明るみに出た問題で、アジア大会の主催者であるアジアオリンピック評議会(OCA)は24日、孫が同大会で獲得した金メダルを剥奪する予定はないと明らかにした。新華社が伝えた。

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OCAの広報担当は、孫が出場停止処分を受けていたことについて「中国反ドーピング機関(CHINADA)が情報を公開するまで知らなかった」とした上で、「仁川アジア大会のドーピング検査では、陽性反応は示されなかった。従ってOCAとは無関係だ」と述べた。

CHINADAが24日に明らかにしたところによると、孫は5月17日に行われた仁川アジア大会代表選考会を兼ねた国内の試合で興奮剤のトリメタジジンの陽性反応が見られたため、5月17日から8月16日まで3カ月間の出場停止処分を受けた。

孫はドーピング検査当日の1500メートル自由形の優勝が取り消され、罰金5000元(約9万6000円)を科されたが、仁川アジア大会が開幕する1カ月前の8月17日に処分が明けた。孫は同大会で3個の金メダルを獲得している。(翻訳・編集/NY)

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