2014年11月22日、中国の軍事専門サイト「八一電視」によると、今月20〜22日、北京市で各国の防衛大臣を招き開催された「第5回香山フォーラム」に日本が公式参加しなかったことについて、解放軍を代表した姚雲竹（ヤオ・ユィンジュウ）少将が経緯を説明した。24日付で環球時報が伝えた。

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姚少将によると、中国側は早くから日本に対し書面で参加を要請していたが一向に回答がなく、日本駐在中国武官や中国駐在日本武官への問い合わせにも返事が得られなかった。開催の約3週間前になって数人の学者が参加するとの通知が日本側から来た。

今回のフォーラムには多くの日本人が参加しているものの自衛隊代表は参加していない。自衛隊は以前オブザーバー参加を打診してきたが、公式参加ということでなければ受け入れられないと中国側が断った経緯がある。姚少将は日本がフォーラムに参加しないのは大変に残念だが、中国側は決定を尊重すると述べた。

中国軍事科学学会が主催する香山フォーラムは安全保障と防衛に関する中国最大のフォーラム。5回目となる今回は米国はじめ47カ国の国防及び軍隊の代表者と4つの国際機関合わせて約300人が出席した。（翻訳・編集/YM）