話題の甲子園映画「KANO」は受賞逃す=金馬奨で「推拿」が6部門制覇―台湾

Record China    2014年11月23日(日) 17時30分

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22日、「台湾のアカデミー賞」第51回金馬奨の授賞式が台北市で行われ、ロウ・イエ監督の中国映画「推拿」が最優秀作品賞を獲得。計6部門を制した。

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2014年11月22日、「台湾のアカデミー賞」第51回金馬奨の授賞式が台北市で行われ、ロウ・イエ監督の中国映画「推拿」が最優秀作品賞を獲得。計6部門を制した。聯合報が伝えた。

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今年の最優秀作品賞に選ばれたのは、「天安門、恋人たち」などで知られるロウ・イエ監督の「推拿(Blind Massage)」。同作は7部門でノミネートされ、最優秀新人賞や最優秀撮影賞など計6部門を制覇。今回の金馬奨で最多の賞を獲得した。

「推拿」はマッサージ店を舞台に、視覚障碍者たちのリアルな感情を描いた作品。今年2月の第64回ベルリン国際映画祭にも出品されている。

今年最大級の話題作となった台湾映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」は、6部門でノミネートされていた。映画は1931年の日本統治下の台湾を舞台に、台湾チームが甲子園大会に初出場し準優勝した実話を描くもの。野球部監督を演じた永瀬正敏は最優秀主演男優賞の候補だったが、惜しくも受賞ならず。「KANO」は6部門全てで受賞を逃し、事前に受賞した観客賞と国際評論家賞(FIPRESCI Prizes)のみとなった。(翻訳・編集/Mathilda

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