携帯市場で追いやられるサムスン、積極的な投資で地位奪還へ―中国メディア

Record China    2014年11月24日(月) 12時23分

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21日、サムスンは総合電子製品メーカーとして、積極的な投資で産業ラインを伸ばし、市場でのさらなる地位を築くとしている。写真はサムスンのスマホ広告。

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2014年11月21日、中国メディア・環球網によると、このほどニューヨークでサムスンの投資家フォーラムが行われ、携帯市場のライバル企業に対し、サムスンがいかに対応するかという点に注目が集まった。現在、アップル社のiPhone6の販売量や中国の低価格スマホメーカー・小米(シャオミ)の勢いにサムスンは追いやられているが、サムスンは総合電子製品メーカーとして、積極的な投資で産業ラインを伸ばし、市場でのさらなる地位を築くとしている。

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近年、サムスンはいかに製造業からイノベーション中心にモデルチェンジするかを模索しており、目標達成のため、常に積極的な投資、M&A(合併・買収)、提携をし、他社の技術と企業文化を吸収している。今年、サムスンは24兆ウォン(約2兆5400億円)の投資を予定している。

米誌フォーブスが発表した2013年度世界10大研究開発投資企業ランキングではサムスンが2位だった。研究開発方面の投資総額は134億ドル(約1兆5773億円)で、総収入の6.4%を占める。去年、シリコンバレーにイノベーションセンター(OIC)を設置し、潜在力のあるイノベーション企業の育成を行っている。今年8月時点で、OIC ではすでに24項目の投資案件を進めており、最新のGalaxyシリーズに搭載された健康サポート機能はOICの直接の成果である。

サムスンの管理層は投資に関して、「リスクの中の投資は、間もなく訪れる繁忙期のための準備だ。今日もしくは来年のためではなく、5年から10年後の世界を見越して投資をする」と述べている。(翻訳・編集/CM)

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