Record China 2014年11月18日(火) 0時32分
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16日、テンセント(QQ)は韓国メディアを引用し、韓国スポーツ界で反腐敗の気運が高まっており、スポーツ界関係者の摘発が相次いでいると伝えた。資料写真。
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2014年11月16日、テンセント(QQ)は韓国メディアの報道を引用し、韓国スポーツ界で反腐敗の気運が高まっており、スポーツ界関係者の摘発が相次いでいると伝えた。
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今年9月の仁川アジア大会では、バドミントンやボクシングなど、多くの競技で判定に不正があったと不満の声があがった。2013年5月には、高校生のテコンドーの試合で、息子の判定に不服を訴えた父親は、抗議のために自ら命を絶った。同案件は今年の9月に調査結果が公表され、ソウル市のテコンドー協会関係者7人が収賄し、競技を操作したとして起訴された。韓国・KBSによるとこうした操作は氷山の一角で、2005年には高校生野球、2007年には高校生テコンドーの試合で賄賂(わいろ)を受け取り成績操作した事件が発生している。2007年の高校生テコンドーの試合では、審判が保護者に対し、「優勝したいなら250万ウォン(約26万円)、準優勝なら150万ウォン(約16万円)」などと、成績に応じた賄賂額を提示していた。
報道では、こうした不正が横行する背景には、韓国の大学受験で、スポーツで優秀な成績を収めた学生に点数が加点される制度があり、保護者がお金を惜しまずスポーツの好成績を買っている現状があると紹介している。
社会人スポーツでも腐敗は深刻で、10月末には、韓国レスリング協会の資金、8億2160万ウォン(約8600万円)を不正に流用したとして、同協会の金海鎮元会長が自首し、韓国ボクシング連盟の会長が10数億ウォンの汚職で身柄を拘束され、現在調査が進められている。
こうした腐敗を撲滅すべく、韓国政府は2013年8〜12月にスポーツ界の健全化運動を行い、2099の関連団体を調査した。すると337件の違法行為が見つかり、15億5100万ウォン(約1億6000万円)の資金が不当に使われていたことが明らかになっている。(翻訳・編集/内山)
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