Record China 2014年11月19日(水) 20時50分
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10日、APECのために北京入りした安倍首相が北京ダックの高級店「大董」を訪れ、ネット上では安倍首相がダックを切り分ける料理人を見つめる姿が話題になった。
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2014年11月10日、APECのために北京入りした安倍首相が北京ダックの高級店「大董」を訪れ、ネット上では安倍首相がダックを切り分ける料理人を見つめる姿が話題になった。参考消息が伝えた。
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以前、ロサンゼルス・タイムズは「中国のレストランのメニューはなぜどんどん大きくなるのか」と題した記事を掲載し、その中で「大董」を紹介した。脂肪たっぷりの北京ダックを食べる際、客は一種の「罪悪感」を覚える。そこで、ちょっとした鉄アレイよりも重い140ページからなる店のメニューで「力仕事」をさせ、ダックを食べる口実を与える意図があるというのだ。
メニューにはカラフルな写真が載せられ、約200品の料理が紹介されている。このほか、「季節の料理」(24ページ)や、ドリンクメニュー(19ページ)などがつく。大董の巨大なメニューには誰もが驚くが、その重さと美しさも他には例を見ない。欧米では季節の食材の使用や地産地消を推進した結果、メニューの簡素化が進んでいるが、中国の高級レストランではメニューは分厚くなる一方だ。
なぜ、中国のメニューは巨大化を続けるのだろうか。理由の一つとして、調理、文化、ビジネス面での要因が挙げられる。時間のかかる調理法の多い西洋料理に比べ、中国料理は数多くの食材を多彩な調理法を駆使することで、無数の料理を作り出せるという特徴を持つ。また、人件費が安い中国では、コックを多数雇い入れることも可能だ。
大董のオーナー、董振祥(ドン・ジェンシアン)氏によると、レストランのメニューに写真が載るようになったのは1990年代から。董氏は「中国には抽象的な料理名が多く、中国人でもその背景を知らず、難解なものが多い」と語った。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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