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江西省上饒市ウ源では「荷包紅鯉」(かほうこうり)と呼ばれる鯉の養殖がさかんだ。鮮やかな赤とふくよかな形が好まれ、古来、縁起ものの魚として珍重されている。
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2007年7月15日、江西省上饒市ウ源の鯉養殖場で、エサに集まってきた真っ赤な鯉を撮影した。「荷包紅鯉(かほうこうり)」と呼ばれる鯉で、その鮮やかな赤とふくよかな形が好まれ、古来縁起ものの魚として珍重されている。近年では需要の急増に供給が追いつかなくなり、養殖池の面積を1300haにも増やした。エサは機械で自動投入されるため、決まった時間に集まる鯉で水面が真っ赤に染まるというわけだ。
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「荷包紅鯉」は妊婦の体調を安定させたり、咳や脚気、浮腫や黄疸にも効能がある貴重な食用魚として高値で取引される。また、縁起の良い赤色をしているため、観賞用としても好まれるという。
ウ源では1960年代から品種改良など養殖の研究が行われてきた。20年にわたる交配の結果、病気に強く繁殖が早い品種が確立したという。今では年間1600tを生産し、当地の特産品となっている。(翻訳・編集/WF)
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