成績よりも背丈で判断?身長による就職差別に怒る大学卒業生―重慶市

Record China    2007年7月17日(火) 6時39分

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2007年7月、重慶市の大学卒業生、韋均琴さんは「140cmに満たない身長のせいで就職できない」と企業側の身長による就職差別に怒りを表明し、注目を集めている。

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2007年7月、重慶市の大学卒業生が身長が低いため職が見つからないと、企業側の就職差別に怒りを表明、注目を集めている。

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韋均琴(ウェイ・ジュンチン)さんは今年24歳の女性。7月に四川大学華西薬学院を卒業したばかりだ。無事卒業しただけではなく、中国の英語検定で6級を獲得。また、在学中は学生会で宣伝部部長を務めるなど申し分のない履歴を持っている。

「私も職探しは問題ないと思っていました。ところが身長が低すぎるせいで、まったく見つからないんです」と韋さんはいう。すでに150通もの履歴書を企業に送り、何度も面接に臨んだが、最終的に140cm足らずという身長の低さがネックとなり、内定にまで至らないという。中には「そんなに背が低かったら無理」とあからさまな差別をする企業まであったとか。

「両親は広東省に出稼ぎに行ってまで私を大学に入れてくれましたし、2万元(約32万円)の学資融資も受けています」と韋さん。「ですから一刻も早く就職して、両親を安心させたいのです」と訴えた。(翻訳・編集/KT)

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