「中国なら奇跡だが…」と、半信半疑で日本の会社にメール=中国人エンジニアが受けた感銘―中国メディア

Record China    2014年11月17日(月) 6時0分

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9日、中国メディアは、日本人の仕事に対する緻密さについて論じた記事の中で、日本人の仕事に対する態度に感銘を受けたという湖北省に住むエンジニアの男性の体験を紹介した。写真は12年、杭州の反日デモで「日本製品ボイコット」の横断幕を掲げるデモ隊。

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2014年11月9日、中国メディアは、日本人の仕事に対する緻密さについて論じた記事の中で、日本人の仕事に対する態度に感銘を受けたという湖北省に住むエンジニアの男性の体験を紹介した。

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ある日、上司が1枚の紙を持ってきた。紙には、会社が20年以上前に購入した日本の機械の型番。当時は日本に従業員を派遣したりもしていたらしいが、今では往来はない。説明書をなくしてしまったため、私にネット上で探してほしいとのことだった。

私は、「自分よりも“年上”の機械がまだ使えるのか?20数年前のメーカーがまだ生産してるのか?保証期間はとっくに過ぎてるのに相手にしてもらえるのか?」などと考えていた。しかし、探してみたところ、なんとネット上でその機械の製造メーカーを発見することができた。私は概要を書いた英文のメールを送った。

正直、返信があるとは期待していなかった。もし中国なら20数年前のメーカーが今でも存在していること自体が奇跡だからだ。しかも、そんなに昔に販売した製品について対応してくれることもまた奇跡である。

しかしほどなく、日本のメーカーから返信があった。メールには、「説明書を送ることはできるがスキャンできないため、ファクスで送る。ついてはファクス番号を教えてほしい」と書かれてあり、中国語の説明書がないことを謝罪していた。

その後に送られてきたファクスを見て、私はまた驚いた。なんと、国際ファクスだというのに100枚余りも送ってきたのだ。現在、多くの人が日本製品ボイコットを叫んでいるが、日本人のこうした精神を学ぶことができれば、中国製品は日本製品に劣るはずがない。ボイコットを叫ぶ必要もなくなるだろう。(翻訳・編集/TK)

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