2014年11月14日、中国のインターネット掲示板に「中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で、在日中国人の日本人に対する評価が高いのはなぜか」との質問が寄せられた。これに対し、訪日経験を持つ中国人男性がバス会社の「胸が熱くなった」親切な対応などを紹介している。

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男性はまず、トランジットで訪れた日本に1週間滞在するため、ビザ申請した際の体験をつづった。

「中国の日本大使館は、中国国内の欧州の国の大使館とは違い、ビザを“発給”するのではなく“売りつけよう”としたりするかのような態度ではなかった」と指摘。「応対は非常に礼儀正しかった」と日本の第一印象を語る。 東京から入国した男性は、上海へ戻る便が大阪発だったため、観光も兼ねて高速バスで京都に向かうことに。

「一番安そうなバス会社に電話をかけると、電話に出た人はなんと英語が話せなかった」と男性。「英語がわかる人に代わってもらったが、代わって出た女性の英語は下手だった。声はかわいらしかったけど」という。結局、男性はメールで意思疎通した方が早いと判断。アドレスをもらって電話を切った。

男性はあれこれとメールでやり取りした結果、ようやくチケットを予約できた。「手続きは面倒だったが、バス会社の対応に胸が熱くなった。彼らはこちらの状況を察してくれ、『運転手に伝えておくので、バスのチケットをプリントアウトする必要はありません』とまで言ってくれた」と、感激する。

こうしたバス会社側の気遣いに男性は「たったチケット2枚7000円の商売でここまでしてくれる。英語が下手なのはなんてことはない。彼らが客の一人ひとりを大事にしていることが感じられる」と、振り返っている。（編集/KU）