巨大卸売市場抱える義烏市、外来人口が100万人突破―中国浙江省

世界最大とも称される日用品卸売市場を誇る中国浙江省義烏市。2007年7月13日、現地警察の発表で同市の外来人口が100万人を突破し、現地に戸籍がある「義鳥っ子」の人口を大きく上回っている実態が分かった。

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同市はもともと委託製造業を中心に発展してきたが、現在では40万アイテムといわれる膨大な商品がそろえる日用品卸売市場で有名。中国全土の卸売市場の中でも成約額で16年連続首位をキープしている。総面積は260万平方キロメートルで、店舗数は約5万8000軒。総就業人員は30万人近いと言われる。

同市場の求心力を背景に、人口流入が右肩上がりを続けた結果、ついに100万人の大台に達したとみられる。義烏市の戸籍を持つ人口は70万人で、外部からの流入人口の方が30万人も上回っている計算。また、浙江省内でもっとも一時居住者が多い市であることもわかった。（翻訳・編集/KT）