Record China 2014年11月12日(水) 11時5分
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11日、環球時報は記事「パンダのレンタルを求めるベルリン=交渉は“異例の困難さ”とコメント」を掲載した。中国側は以前に死亡したパンダの遺体を返還するよう求めており、交渉は難航している。写真はベルリン動物園。
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2014年11月11日、環球時報は記事「パンダのレンタルを求めるベルリン=交渉は“異例の困難さ”とコメント」を掲載した。
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2012年8月、ベルリン動物園のパンダ・宝宝が死亡した。死亡時の年齢は34歳、オスのパンダとしては最も寿命が長い事例となった。以来2年あまりベルリン動物園はパンダ不在の状態が続いており、新たなパンダのレンタルを求める交渉が続いている。
もっとも交渉は難航し、「異例の困難さ」だと独紙は続けている。宝宝と一緒にベルリンに贈られたメスの嫣嫣は2007年に死亡したが、その遺体はベルリン自然歴史博物館で保存されている。中国は遺体の返還を求めており、渋るドイツ側との交渉が続いていた。
「パンダ外交」という言葉もあるが、中国はパンダのレンタルを外交ツールとして用いている。また1頭あたり年100万ドル(1億1600万円)、2頭で200万ドルと高額なレンタル料も必要だ。しかしパンダ人気は絶大で、ベルリン動物園は新たなパンダのレンタルが得られた場合には新たなパンダ館を建設する予定で、その集客力に期待を寄せている。(翻訳・編集/KT)
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