<日中首脳会談>今後の発展、日本の出方にかかる=不測の事態回避をまず最優先―中国紙

Record China    2014年11月11日(火) 2時46分

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10日、中国の習近平国家主席は北京の人民大会堂で安倍晋三首相と会談した。写真は尖閣問題に関する中国紙の報道。

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2014年11月10日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は北京の人民大会堂で安倍晋三首相と会談した。中国社会科学院日本研究所の楊伯江(ヤン・ボージアン)教授は「会談の成果が上がるかどうかは日本側の出方にかかっている」と述べた。環球時報(電子版)が伝えた。

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楊氏は今回の会談について「原因であり結果である」と指摘。会談が「日中共同声明など4つの基本文書を前提に行われた」と説明した。その上で、日中双方が尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権問題などで対立していることから、対話を通じて情勢の悪化を防ぎ、危機管理体制を構築し、不測の事態を避ける狙いがあるとしている。

楊氏はまた、今回の短い首脳会談が「日中の冷え切った関係を温め、日中関係の未来に大きな影響を与える可能性がある」と指摘。しかし、成果が出るかどうかは「日本側の姿勢、特に安倍首相の歴史問題に対する態度にかかっている」とした。(翻訳・編集/AA)

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