2014年11月7日、チャン・イーモウ（張芸謀）監督の初の英語作品となる「The Great Wall」（長城）について、製作費は1億3500万ドル（約155億円）、2016年に完成予定と報じられている。時光網が伝えた。

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チャン・イーモウ監督の初ハリウッド映画として注目される「The Great Wall」。米俳優マット・デイモンの起用が決定していたが、このほどスケジュールの都合で降板が確定。さらに映画「GODZILLA ゴジラ」のブライアン・クランストンの出演が報じられているが、未確定の状態だという。

米バラエティー誌によると、製作会社オリエンタル・レジェンド・メディア（伝奇東方公司）では、現在はキャスティングを進めており、来年初めにもクランクイン予定。2016年に完成し、製作費は1億3500万ドル（約155億円）と発表している。

当初発表されていた「The Great Wall」のストーリーは、15世紀に中国へやって来た英国兵2人が、万里の長城の建造を目の当たりにするというもの。よく知られるような騎馬民族の侵入を防ぐためではなく、本当はある生物体を入れないための大きな壁だった、というSFめいた内容となっている。しかし、現在はこの脚本にかなり手が加えられているという。（翻訳・編集/Mathilda）